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1 相模の大凧とは |
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相模の大凧とは、神奈川県中央部に位置する相模原市の新磯(あらいそ)(新戸、上磯部、下磯部、勝坂)地区で、相模の大凧文化保存会によって揚げられている大凧のことです。毎年5月4日、5日に、「相模の大凧まつり」として開催されています。 |
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各地区の大凧の大きさ (2005年5月の大凧まつり時点)
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新戸(しんど)の8間凧(はちけんだこ)の概要 (1994年〜現在)
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大凧の材料は、竹と和紙です。竹を組み合わせて、正方形の凧の骨組みを作って反りを入れ、そこに和紙を張り合わせて作った16枚の紙を貼って揚げます。紙は着脱可能で、伝統的に2文字の漢字を赤と緑で書き表します。いわゆる「字凧」です。 大凧と紙は、毎年作り替えます。 現在では、上記4地区の大凧はいずれも相模川の河原に沿った会場で揚げられており、少し南側の座間市の会場でも、同じ日に座間市主催の「座間の大凧まつり」が開催されます。 新戸大凧保存会の大凧は、8間四方ですから、64坪、128畳の広さがあり、重さは、大凧の引き綱の重さもあわせておよそ950キログラムあります。この大凧を揚げるには、風速10〜15メートルの風と、総勢100人の人間が必要です。 日本全国には数多くの大凧があります。また、一度だけ大きな凧を作って揚げるという例もありますが、正方形で紙が着脱できるタイプの大凧で、毎年揚げているものとして、新戸の8間四方の大凧が日本一の大きさを誇っています。 新戸の8間凧の長時間滞空記録は、平成14年(2002年)「祝風」の6時間7分55秒です。 |
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